野菜のちから「アスパラガス」

体に良いこと
アスパラガスに含まれる栄養成分でよく知られているのが、「アスパラギン酸」というアミノ酸です。
体作るタンパク質の構成成分ですが、エネルギーを作ったり、解毒する代謝回路の成分としても働いています。栄養ドリンクでもおなじみの成分で、うま味成分のひとつでもあります。いろいろな食品に含まれていますからバランスの良い食事で自然に摂れる成分です。
おいしく食べる
一番シンプルでおいしい食べ方は、旬のアスパラガスをサッとゆでたり炒めると、素材本来の味が良くわかります。
ポピュラーな料理メニューは「豚肉や鶏肉との炒め物」や「ベーコン巻き」など。ご飯のおかずとしておいしいだけでなく、スタミナがつきます。サラダやスープ、あえ物にもよく合います。気温が高くなっていく季節ですから、おいしく食べて毎日元気にすごしてください。
下ごしらえは、根元の方を皮むき器か包丁で皮をむきます。根元を先に湯に入れて、ゆで時間を調整すると柔らかくおいしく食べられます。